ここは魔法の世界。

　あなたはとある村に住む魔術師です。そんなあなたのもとに今日も依頼がやってきました。依頼主は近くの屋敷の管理人。

　彼は言います。

　「最近、この屋敷で不思議なことが起こって気味が悪いのです。私は魔法のことについては詳しくないもので……　魔術師の方なら何かわからないかと思い、相談させていただいたのです」

 

　相談を受けたあなたは屋敷へと向かいます。　そこはかつて偉大な魔術師が住んでいた屋敷。建物の中からは強い魔力が溢れています。

おそるおそる屋敷の中へと進んでいくと、床に1冊の魔術書が落ちていることにあなたは気づきます。

 

　『魔術書～Re～』

 

　しかし、その魔術書は空白のページばかり…　　本来ならばそこに封印されているはずの魔物が存在しないのです。

 

　先人が創り出した技術——

　　それは自身の魔力を用いて魔物を生み出し、従え、その魔力を魔法という形で使用するもの。　　魔物とはすなわち『魔法』に命を与えたものなのです。

 

　どうやら長い時間の中で魔術書の封印が解けてしまい、自由を手に入れた魔物たちが悪戯をしているようです。

　この屋敷に潜む魔物を再び封印することができれば、きっと怪現象もおさまることでしょう。